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Twitterやめて思ったこと

·71 words·1 min
Henoya
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Henoya
流しのプログラマ
Table of Contents

この記事は、 Bluesky (2) Advent Calendar 2023 の 23 日目の記事です。
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Henoya @henoya.com

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Bluesky Advent Calender ですが、BlueskyやほかのSNSには触れずに、長年居たTwitterのアカウントを2023-09-19に削除して3ヶ月で思ったことを書きたいと思います。

この記事では、現在の正式名称であるXというのは意図的に使用しません。Twitterでなくなった時にもう事実上終わってたからです。

ただ、これまでのアカウントは全て削除しましたが、必要に迫られてDMのために一時的にアカウント作ったりもしました。また削除しましたけど。

TL;DR
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さて、本題のTwitterをやめて変わったこと。良かった面も不便になった面もあります。

不便になったこと:
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  • いろんな最新情報がアクセスしにくくなった 特にフォローしてたマンガ家さんや作家さん、出版社アカウントからの情報が見られなくなったことが大きいです

良かったこと:
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  • イーロン・マスクやXの気まぐれな言動や、突然の仕様変更を気にしなくてよくなったこと これが一番のメリットだと思います。ユーザーでなくなったので、気にする必要がなくなった。今後の心配もしなくてよくなった。
  • 最新情報を求めてアクセスしなくなった 不便になったことと矛盾するようですが、これまで情報を求めてアクセスすることにいかに時間やリソースを取られていたかがわかりました。これが捨てられなかったんだなとも。

Twitter遍歴
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僕のTwitter歴はあまり意味はないので、軽く流すだけにしておきます。

Twitter始めた頃
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ダウンロードしたデータによれば、登録日は2007-04-07。16年前のようです。この頃は日本語化もされておらず、最初のツイートが「日本語は通るのかな?」というのからもうかがえます。

主な使い方は、日常のつぶやきと、おもしろそうなアカウント(主にハブになってるアカウントが多かったです)からのツイートやリツイートを読んで、興味のあることや新しい情報を知ったりする情報収集がメインでした。

もちろんコミュニケーションのツールとして、ほかの人との交流もしたりしてました。

公開されていたAPI機能を使って、自作でファボの記録を独自に保存するツールを作ったりもしてました。

Twitterへの思い
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イーロン・マスクがTwitterを買収していろいろな方針変更やAPIの有料化などがありましたが、それ以前から違和感は感じていました。

広告の効果測定のためのPV数やエンゲージメント数が(自分のツイートの分だけ)見られるようになって、自分のツイートがどれだけ表示されて、そのうちどれだけの割合がリンクのクリックやプロフの表示に繋がったかわかるようになりました。 この頃はまだ、「自分のPVはこんなものか」「検索で引っかかるワードが入るとそれなりに見られるな」「けど、フォローとかには結びつかないんだな」と素直に受け取ってました。

別にインフルエンサーになりたいとは考えてなかったので、PV上げる工夫も取りませんでした。

ただ、当時からトレンドワードの偏り(TwitterJPによるものと言われている)などは酷いなぁと思いつつ、自分の構成によるタイムラインにはそんなに影響なかったので、まああまり考えてませんでした。当時からシャドウバンなどの操作があることは知ってましたけど。

イーロン・マスク以後
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一番変わったのはやはりイーロン・マスクによる買収後の運営方針の変更ですね。

不透明で方針のはっきりしないAPIの使用の有料化とサードパーティクライアントの突然の締め出しが大きなきっかけだったことは確かでしょう。

それまでの逆時系列順の「タイムライン」が、アカウントのランク付けによってフォローしてても表示されないツイートがあること、いわゆるアルゴリズム操作が導入され、おすすめという一方的な時系列順にもなってないフォローもしてないアカウントのツイートも流れてくるようになりました。

もちろんプロモツイートが数多く挟まってます。

Twitter Blueの導入は、バッジがつくこと以外は、まあいいんじゃないとも考えてました。以前からTwitter有料化オプションは導入してもいいのでは、という意見も見られてましたから。バッジだけはいらなかったな。

Twitterをやめようと決めたこと
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僕がTwitterを退会しようと考えたのは、自分のツイートが以前にもましてPV数がなくなったことでした。ツイートしても、そもそもフォローしてくれているアカウントのタイムラインに表示すらされていないというのがわかったからでした。

もともとPVはそんなに多くなく、フォロワー数からするとそんなものかなという感じでしたが、それが10台まで減ったのです。

ここ(Twitter)では、自分は情報の発信者ではなく、消費者とカテゴライズされてるんだな、 ここでツイートする意味はないんだ 、と感じました。

ツイートすることはほとんどなくなり、フォローしているアカウントのツイートをもれなく表示するために、フォローアカウントを全部(一部の死にアカを除いて)登録した「タイムライン」というリストを作ったりして、見るだけは見てました。

しかし、いよいよTwitter運営が閉鎖的になり(会社として広報部門がないとか、変更を予告もなく実行したり、それについて事後報告もなし)システムとしても不安定で止まりはじめました。

全アカウントに対して課金するとか言い出したりしてきて、このままアカウント持ってると、ユーザーとして面倒なことに巻き込まれかねないと感じ始めたので、アカウント削除を決めました。

記録として、全データのダウンロードを要求して、完了したあと、持っていた副アカ含め全て削除しました。削除は簡単。以前は90日データは残しとくね、となっていたのが30日と短縮されていて、せこくなったなと感じたくらいでした。

最後に
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これは、情報消費者というラベルを貼られたユーザーのことであるので、ネットでの情報発信が食い扶持もしくは精神的満足に繋がっている人に取っては、どうでもいいことでしょうけど。

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